目やにがでる
つけおき洗浄や連続装用をしている方に多く見られ、症状が花粉症やハウスダストによるアレルギー性結膜炎に似ています。自己判断せず眼科受診し、診断をつけ適切な治療を開始しましょう。
- 巨大乳頭結膜炎コンタクトレンズの汚れにより結膜にアレルギー反応が起こったものです。汚れ落ちの悪いつけおき洗いの普及により、こすり洗いをしない装用者が増えてくるに従い増加しています。
- 目がかゆい、目やにが多い、かすむ、コンタクトがずれやすい
- コンタクトレンズに付着したたんぱく質(よごれ)が変性し、抗原性を持つことが原因となっています。
- 原則としてコンタクトレンズを中止します。
(症状が軽い場合は使い捨て(頻回交換)ソフトコンタクトレンズで様子をみることもあります。)
点眼は抗アレルギー剤で対処しますが、症状が強い場合、ステロイド剤点眼も必要になります。
コンタクト装用時には分泌物を洗い流す目的で涙に近い成分の点眼をする場合があります。
ケア法としては、クリーナーによるこすり洗いに加えて、たんぱく質除去剤を使用したケアを行わなければなりません。